自律神経失調症「喰いしばり」

先月、奥歯に激痛が走りました。

痛すぎてのたうち回るほどだったので歯科に行くと、

「虫歯はない」「原因分からない」

とりあえずロキソニンが処方されました。

でも、寝れない、食べれないため、連日歯科へ。

やっぱり原因不明。

6日目にしてやっと原因が分かりました。

奥歯に小さなヒビが入っていました。

そこを削ってもらったら、今までの激痛がウソのようになくなっていきました。

何だこれは?

歯科医に、「夜歯ぎしりする?」と聞かれ、

「夜は口にテープ貼って寝てるからないと思う」と答えると、

「何か力を入れる仕事?」と聞かれ、

「それは当てはまる」と思いました。

よく野球選手が気合いを入れて奥歯をぎゅっと噛むことから、歯にヒビが入りやすく、

試合中もマウスピースをしている方もいることを聞いた記憶がありました。

帰宅して早速、「喰いしばり」について検索、なるほどーと納得をし、

そこから喰いしばりについて学びを深めていきました。

喰いしばりとは?

大阪の西村歯科医師によると、喰いしばりは、不定愁訴の原因となり、顎関節症やいろんな病気や症状の引き金になっているそうです。

喰いしばりだけで改善とはいかないかもしれませんが、食事・運動・心に+したら、さらなる健康へとなると思います。

不定愁訴とは、

慢性的な倦怠感、疲労感、頭痛、関節痛、筋肉痛、頭重感、耳鳴り、動悸、めまい、肩こり、首こり、

顔の好調、腰痛、不眠、イライラ、手足の熱函、頻脈、目や口の渇き、吐き気などなど

挙げたらきりがないほど出てきてしまいます。

現代は、元気いっぱいの方が少ないのでは?と思います。

どこかが不調、でも何とか毎日の仕事、家事、子育てはできているという方が多いですよね。

病院に行っても「とりあえず様子見て」で終わるパターンですね。

でも、これを何年も放っておくと、いつか大きな症状や病気へと移行してしまいます。

不定愁訴の原因

西村歯科医は

喰いしばり

かみ合わせ

精神的なもの

生活習慣(食事・運動)

と挙げるほど、口腔内の状態を重要視しています。

喰いしばりとは?

夜に喰いしばりをしている方が多いそうです。

しかも、夜の喰いしばりの圧は100キロ!

今、奥歯をギューっと噛んでみてください。

頭、首、顎、肩、背中に力が入りますよね?

力が入り続けてしまい、コリとなり痛みが出たり不調の原因となってしまいます。

 

自分が喰いしばりをしているか?チェックしてみてください。

舌の両脇に歯型が付いている方

寝ている時に舌を下の歯に押し付けているとなります。

ほっぺたの内側にスジが入っている方

イーとした時に、下の歯が左右どちらかにズレている方

イーとした時に、上の歯が下の歯を覆いかぶさっている方

上記の4つのうち、1つでも当てはまると喰いしばりをしている可能性が大です。

喰いしばりの原因は何?

作業・・・パソコン・スマホ・料理

ストレス・・・人間関係・生活環境・身体の痛みなど

口の中の問題・・・入れ歯が合わない・噛みあわせが悪い

ホルモンの関係

と言われています。

私は中でもパソコンの比重が大きいように感じています。

パソコンを行っている時に、たいてい左右どちらかに傾いていたり、

頬杖を決まった方で付いていることが多いからです。

自分がどちらかに傾いていないかチェックしてみてください。

最後に、対処方法です。

症状が重い方は、大阪の西村歯科医まで4回の通院治療を行うことができます。

実費で40000円ほどです。

私はまず下記にまとめることを対策でやってみることをオススメします。

歯から一番遠い足が重要になります。

なぜ足?ですが、足は人間にとって土台部分になります。

この土台が不安定だと最後の歯に負担がかかるという状態です。

足の指がまっすぐに伸びているかどうか?です。

お風呂の中などで、足の指の間に手の指をからませて、ぐるぐる回してください。

検索「ひろのば体操」してみてくださいね。

窮屈な靴を履いたり、逆にスポスポの靴を履いたりすると、足指が曲がってきてしまいます。

舌の位置を正しい場所にする。

喰いしばりには、舌の位置も重要です。

口を閉じた時に、舌が前歯の後ろにある方、上の歯の両側に当たる方は、舌が下がっています。

正しい位置は上顎です。

そのため、大きな口で「あー」「いー」「うー」「べー」と1日30回ほど行ってほしいです。

これを行うと、喰いしばりだけではなく、

・アレルギー

・膠原病

・心の病気

・胃腸トラブル

・口の病気・・・虫歯、顎関節、歯並び、いびき

などにも効果があります。

枕は薄く低く

枕はバスタオルで十分です。

バスタオルを3回ほど畳んだ状態で、

首が前傾になったり、後屈しないようにしてほしいです。

口にテープを貼って寝る

ガーゼを固定する紙バンを鼻の下から顎まで貼ってください。

口がポカーンと開いている口呼吸や、

首、肩、頭の筋肉を和らげてくれる効果があります。

以上4つがすぐに実行できる対策です。

最後に

病院で、高熱が続き意識不明になった方がいました。

原因がずっと分からず、最終的に虫歯から菌が飛んだと分かり、虫歯の治療をしたら命を取り留めた方がいました。

今回は自分の実体験から学ぶことができました。

口の中って大切ですね。

今、食べられることに感謝です。

ぜひ、すぐに対策できることからやってみてください(*^_^*)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

岡村志保

34年間の自律神経失調症から脱した岡村志保です。 16年間看護師をしていました。 現在は2人の育児をしながら、看護師+自分の経験を生かし、女性の悩みに特化した整体院を開業しております。 患者さんが苦痛から解放され、心温まり、自分らしく歩めるような治療を行うために、最高の治療と言葉を提供することをモットーとしています。