健康はゴールではなかった

健康になりたい!

誰もが願うことであるのに、私は健康はゴールではないと思っています。

どの症状・不調・病気も今までの生活習慣が作り出した結果になります。

(先天性のものを覗いてです)

食べ物・運動・生活スタイル・ココロなど

でも、今までの自分はいけなかったんだ。ダメだったんだ。と否定しないでくださいね。

ただ知らなかっただけです。

その時の自分は精一杯生きてきたので、そこは頑張ったねと認めてあげて、

これからはどんな生き方をしようかな?と気づかせて考えさせてくれるのが病気や不調だと思います。

治療は二人三脚

当院では、今まで溜めてしまったカラダのゴミを取り除き流すことを整体で行っています。

さらに、もうこれ以上増やさないために生活を整えてもらっています。

50%・50%くらいの割合なので、二人三脚の治療となります。

私が頑張っても、今まで通りの生活をしていたら同じ結果になり、

患者さんが頑張って頂いても、私が手を抜いたら良い改善は見られないということになります。

ほとんどの方は、生活改善を試みてくれます。

そして、その先が大きく分かれてきます。

生活改善をして、整体にも通ってくださり、どんどん健康を手に入れられる方と、

途中で生活改善を諦めてしまう方もいます。

病院でも同じでしたが、この差は何かな?

どうしたらいいのかな?と考えることが多々ありました。

それが「健康」をゴールにしているのか?

「健康」の先にあることをゴールにしているのか?で分かれてきます。

痛みがなくなって欲しい。

めまいが消えて欲しい。

肩こりがなくなって欲しい。

病気が消えて欲しい。

この願いは、ほとんどの方が思うし、その通りだと思います。

でも、これはゴールではありません。

そしてこれをゴールにしていると、最初は頑張ろうと思うのですが、だんだんやる気が低下し、「やっぱり私にはムリ」となってしまいがちです。

1つ目の理由として、

願いがあまりにも抽象的で結果が分かりにくいからですね。

痛みが消える瞬間が分かりにくい。

健康はさらに抽象的になってしまいます。

健康は一人一人違いますし、今あるカラダを生かしての健康となるため、一旦全てリセットして健康はムリですもんね。

2つ目の理由として、

痛みが消えて欲しいと思えば思うほど、痛みがあることをイメージしてしまいます。

イメージはその通りになってしまうので、カラダとしては痛み=苦痛のため、やる気が低下してしまいます。

では、どうしたらいいのか?と言うと、

例えば、頭痛がなくなったら何をしたいか?

頭痛がなくなったらどんな自分になりたいのか?

頭痛がなくなった先の自分を考えて、ここをゴールにすることが大切だと思います。

私はよく来院してくださっている患者さんたちから、

「よくストイックにやれますね!」と驚かれます。

私の目標が

「100歳まで現役で治療家として活躍すること」なんです。

そうなると、健康でいることは必須条件となります。

そして、不調が出ないようにすることが大切になるため、あらゆる不調が消えた今でもメンテナンスを大切にしています。

食事・・・砂糖・小麦粉抜きの和食で粗食、よく噛む、空腹を作る

運動・・・毎日歩く、ラジオ体操、スクワット、

心・・・ポジティブ言葉を使う、もやもやイライラしてきたら小さなことでも、何でかな?どうしたらいいのかな?をスッキリするまで考えます、本を毎日読む

お手当・・・お腹もみ、ストレッチ、温灸など

「願いをみつけられない!」

というあなたには、大きな夢を描く必要はありません。

当院で多いのは、

・仕事を復帰したい

・家族で旅行をしたい

・子どもたちと笑って過ごしたい

・休日を寝て過ごすのではなく、お出かけしたい  などなど

願いも1つではなく、何個でも大丈夫です。

ここは自分に制限しないでくださいね。

「ムリでしょ」「歳だし」「叶う氣がしない」

などではなく、

「こうなったら嬉しい」を大事にイメージしてみてくださいね。

そして次に、イメージした未来の自分から、今の自分を見てみてください。

・甘いものばっかり食べてていいのかな?

・運動しないでダラダラしてていいのかな?

・不平不満愚痴ばかりでいいのかな?

未来の自分は今の自分を見て、何て言うかな?とイメージしてみてください。

日本ではよく「おてんとうさまが見ているよ」って言われますよね。

それと同じですね。

未来の自分が今の自分を見ている。

きっと、「必ず叶うから、もうちょっとやってみよう♪」と言うと思います。

「諦めないでね」「安心して進んで大丈夫だよ」

こうやって考えていくと、健康は途中過程なんですね。

健康・元気の先にある自分の叶えたいことをイメージして欲しいです。

そしたら、途中で生活改善を諦めなくなって、本当に願っていることを実現させられると思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

岡村志保

34年間の自律神経失調症から脱した岡村志保です。 16年間看護師をしていました。 現在は2人の育児をしながら、看護師+自分の経験を生かし、女性の悩みに特化した整体院を開業しております。 患者さんが苦痛から解放され、心温まり、自分らしく歩めるような治療を行うために、最高の治療と言葉を提供することをモットーとしています。