冷えと頭痛・生理トラブル

これからの季節は冷えてきますね。

本格的な冷えが来る前に「冷え取り生活」を習慣にすることをオススメします。

冷えると、どうして痛みが出てしまうのでしょうか?

施術をしていると、むくみのある方が多いことが気になります。

ほとんどと言ってもいいくらいです。

これは、お腹から下が冷えてしまい、カラダに水分が溜まっている「水毒」の状態です。

どういうことかと言うと、女性は筋肉が少ないため熱を保つことが苦手です。

全身の筋肉の70%は下半身に集まっているため、下半身が特に冷えてしまいます。

下半身が冷えていると、本来は下半身に送るべき血液が上半身に集まり、

肩こり・頭痛・めまい・耳鳴り・動機・イライラ・不眠・そわそわ不安などが起きてしまいます。

さらに、カラダに水分が溜まりすぎているため、湿度が高い時や天気が悪い日に痛みが起きやすいです。

時々、吐き気を伴うのは、胃液を捨てて、体内の水分を減らし、カラダを温めて痛みをカラダが治そうとしています。

冷えの流れです。

カラダが冷える

血流が悪くなって代謝が下がる

排泄が悪くなる

体内に水分が溜まる

溜まった水分でさらにカラダが冷える

カラダが冷えると心もさえなくなり、何となく落ち込む・イライラする・不安になる

原因は何でしょうか?

①甘いもの

②水分の摂り過ぎ

③運動不足

④ストレス

冷えが進むとどうなる?

下痢・便秘・頭痛・めまい・耳鳴り・肩こり・トイレが近い・膀胱炎・生理痛・生理トラブル・むくみ・うつ・不眠など全身に起こります。

冷えは万病の元ですね。

対処方法は?

甘いもの・小麦粉(特にパン)を極力食べない。

・ふわふわの白い食べ物は、カラダを極度に冷やしてしまいます。

・甘いものや小麦粉・白米は中毒症状があります。なかなか止められない方が多いと思います。

・オススメの本は、「脱シュガー宣言」です。

・間食には、おせんべい・くるみ・干し芋・甘栗などにする。

・どうしても食べたい時は、黒砂糖をなめる・黒アメをなめる・あんこを食べる。

②冷たい食べ物や飲み物を口にしない

・カラダは冷たい物が入ってくると、一生懸命に温めようと頑張ります。

これだけで実はヘトヘトです。エネルギーをカラダを温めることに回せれず、さらに冷えが進んでしまいます。

③白米ではなく、玄米にしてみる。

・最初はぶつきでも大丈夫です。

・もくれんでおススメしていて、人気なのは「玄米酵素」です。玄米・あずき・塩で炊きます。もちもちしていて、子どもさんも食べられます。

・白米はカラダを冷やし中毒症状を引き起こします。玄米はスーパーフード。全ての栄養素が入っていて、カラダを温めてくれます。

④和食中心

・現代の方は、そこまで動かないのに一日3食も食べて多い状況です。一日一食でも大丈夫と言われています。

私のおススメは、朝は人参りんごジュース・昼は軽くソバ・夜はみんなと一緒に和食中心のご飯です。

・洋食はカラダを冷やしてしまいます。和食の粗食が一番。ごはん・みそしる・お野菜の煮物・納豆・時々お肉やお魚

⑤カラダを温める

・冬は、カイロをお尻のちょっと上に貼ることをおススメします。

・足元を温めてください。ズボン・ズボンの下に温かいスパッツ・5本指ソックス・靴下の重ね履きなど。

・腹巻を365日・24時間付ける。とにかくお腹を温めてください。

⑥カラダを温める飲み物(カラダにたまった水を外に出してくれます)

・しょうが紅茶・・・紅茶にしょうがを入れ、辛かったらハチミツやメープルシロップ・黒糖で甘味を足してください。お腹空いたなと思ったときに、食べるのではなく、しょうが紅茶にする。

・朝ごはんの代わりに、人参りんごジュースにする。ジューサーがあればですが・・・人参2本とりんごを1個ジュースにします。一日に必要なビタミン・ミネラル・酵素が全て摂れます。

・梅醤番茶・・・冷え・痛み・胃腸トラブルに効果大です。朝・夕と小さじ1杯をお湯に溶かして飲む。

⑦水分を摂りすぎない 

・よく水をたくさん飲みましょうと言われますが、冷えのある方はNGです。喉が乾いたら1口ずつ飲んでください。

⑧ 下半身に筋肉を付ける

・下半身に筋肉があると、血液を全身に送れます。

・下半身の関節・股関節・膝・足首が柔らかくなると、余分な水分が関節にあるリンパから流れていってくれます。

★ウォーキング・・・1日30分で大丈夫です。速足だとなお効果大です。慣れてきたら、ちょっと小走りしてみる。

★ももあげ・・・その場で大きく足踏みをする。

★スクワット・・・1日10回からで大丈夫です。テレビ見ながら、煮物作りながら、歯磨きしながら、ながらスクワットです。

以上8つの対策を挙げてみました。

まとめ

①カラダを温める食べ物と飲み物にする

②お腹を温める

③下半身の筋肉をつける

冷え取り生活をして、冬を乗り切りましょうね。

冷え取り生活をしていると、春の花粉症も和らぎます。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

岡村志保

34年間の自律神経失調症から脱した岡村志保です。 16年間看護師をしていました。 現在は2人の育児をしながら、看護師+自分の経験を生かし、女性の悩みに特化した整体院を開業しております。 患者さんが苦痛から解放され、心温まり、自分らしく歩めるような治療を行うために、最高の治療と言葉を提供することをモットーとしています。