言葉で治療する

私の尊敬する医師の一人である鎌田實先生の本に「言葉で治療する」というのがあります。

普段何気なく言葉を発してしまいますが、実はこの言葉が自分のココロとカラダを作っています。

看護師をしていた時

外科病棟だったので、毎日のように患者さんを手術室に送っていきました。

手術室のドアまでは家族の方と一緒に行けます。その後は、真っ白の壁の中、かなり長い距離をベッドに寝たまま移動をします。

患者さん側からしたら緊張の時間だと思います。

その時に、不安から「もう私の病気治らないと思う」と言うと、ほぼ現実となります。

ある若い女性は、手術直前、「私、歩いて帰ってこれない氣がする」とポツリ。

手術後にお迎えに行くと、本当に寝たきりの患者さんになってしまいました。

100%ではないけれど、16年の間、たくさんの患者さんと接してきて、発した言葉が現実になることを見てきました。

不安になることはとっても分かります。不安だからこそ、弱音も出てきてしまいます。

私も実際には、いつもいつもポジティブにはいられません。

でも、逆に治っていく方を見てみると、弱音は吐く。でも、最後は笑顔でポジティブに変換しているのです。

当院でも

来院された時に、

「治しに来ました」と言われる方は、めちゃくちゃ治りが早いです。

逆に、

「私、時間かかりそうですよね」と言うと、時間がかかります。

さらに、

「私、治らないですよね」と言うと、治りません。

じゃあ、治療技術は関係ない?と思われてしまいそうですが、不調が改善していくコツは、

患者さんのマインド・治療者の技術・治療者の思い・患者さんの生活改善

この4本柱が大切になってきます。

これは病院でも同じです。

患者さんのマインドが下がると、治療者の治したいという思いが下がり、治療者の手から伝わる技術も下がってしまいます。

そうなると、残った患者さんの生活改善だけになってしまいますが、やる気が出ないのに、なかなかセルフケアが進みません。

逆はできないの?

できます。

治療者の思いが熱く強いために、患者さんのマインドが上がり、生活改善をしようと行動に移してくれて、不調改善に向かうことは、たくさんあります。

でも、病院では、医師はハードスケジュールのため、なかなか難しく、熱い医師は実際のところ、レアでした。

私がお世話になった整形外科腫瘍担当の医師は、かなり熱い医師で、患者さんたちに「いつでも電話して」と自分の携帯番号を書いた紙を配ってしまうほどでした。

そして、病気が治っても、不安になるとその医師に会いに来るほど、慕われていました。

でも、このような医師は本当にレアです。

そのため、私はもくれんに来院された患者さんたちの思いを上げられるように、自分のメンテナンスを大切にしています。

食事・ストレッチ・整体・足つぼ・健康食品・鍼などなど

不調は血液・水・氣の流の滞りから始まるので、血液・水の流れを良くして、氣を上げています。

それでも、疲れから氣が下がってしまう時があるので、そんな時に「言葉」が大切になってきます。

日本には素敵な言葉である「言霊」があります。

言葉には魂が存在する。口にすると現実になる。思ったことが現実化する。このような考え方が言霊です。

脳はどんなパソコンよりも高性能です。自分が発した言葉の答えを一生懸命さがしてくれて、現実に導いてくれます。

「あれ、あの人の名前何だったかな?」と思っていて、

夜お風呂の中で「あっ、分かった!」ということないですか?

考えた本人が忘れていたのに、その間脳はずっと考えてくれていたんですね。

だから、「私は治らない」「私には無理」「私は運がないから」「最悪」「こうなったらイヤだな」と思うと、

脳は一生懸命その情報を探し出してしまうんですね。

だから、上記のような現実が起きてしまうんですね。

周りで聞いてみてください。

「やっぱりね」って言葉、飛び交ってると思いますよ。

自分が発している言葉を、ちょっと気にしてみてください。

これは、小さな頃からの積み重ねなので、親や先生、周りの環境に左右されます。

急に言葉を変えるのは大変だと思います。

私も、25才までは超がつくほどネガティブでした。

「どうせ」「私なんて」「最悪」「できっこない」「うまくいかない」「モテない」「かわいくない」

だから、今でもそんな自分が出てきてしまいます。

そんな時は

まずは、全ての感情は100%OK

次に、そう思うよと共感する

でも、実際はこうなって欲しいよねと未来を提示してあげる

例えば

「頭痛は一生続くと思う」

「そうだよね。今こんなに毎日痛いから治るわけないって思うよね。分かるよ」

「でも、きっと治る。治って、毎日を明るく生きるんだ!」

こんな流れです。

一旦どんな感情でも受け止めて、最後にどうしたいかを考える。

脳は、最後に出した答えが正解と思うので、最初にどんなネガティブな考えを出しても大丈夫です。

終わりを前向きな言葉にしてあげてください。

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

岡村志保

34年間の自律神経失調症から脱した岡村志保です。 16年間看護師をしていました。 現在は2人の育児をしながら、看護師+自分の経験を生かし、女性の悩みに特化した整体院を開業しております。 患者さんが苦痛から解放され、心温まり、自分らしく歩めるような治療を行うために、最高の治療と言葉を提供することをモットーとしています。